


大賞
【エントリーNo.107】
望愛~Mia~
絶望しているあなたへ。
~抱きしめられて今も生きている~
受賞コメント
とても嬉しいです。過去の私は、自分は一人ぼっちでどこにも助けがないと思っていました。でも今は、周りにサポートがたくさんあって、愛もたくさん感じられて、新しい世界に生きることができています。そんな過去の私のように、今一人ぼっちだと感じている人に、一人でも多く届いたらいいなという願いを込めてこの作品を書きました。キャラクトロジーをまだ知らない人にも知ってもらえるきっかけになれると思うと、それも嬉しいです。
ありがとうございました。
今回、ご応募いただいた作品を読ませていただく中で感じたのが、ほとんどの方が、誰かとの触れ合いや誰かとの関係性を通して自分が救われたり、人生の方向性が変わったり、また癒やされたということを書かれていたことです。
「人」という漢字は人と人が寄り添い支え合っている姿だと昔聞いたことがあります。苦しい中にありながらも、人の温もりを感じ、人との関わりの中で自分自身を見出し、見直し、見つめ直していくことが、間違いなく一人一人が救われていく姿なのだということを、皆さまの作品を読ませていただく中で改めて思い、そして、自分が癒された体験をされた方が次に誰かを癒したいと感じるのは、人間としてとても自然な心の動きであることを改めて感じました。
私たちは一人では生きていけません。これから先もまだまだ続く人生の中で、一体何をしたいのか、何を為すべきなのかを私たちは常に問われていますが、差し出された手を握り返したり、自分から手を差し伸べたりしていくことで、いろいろな人の力が合わさり、大きなことができるようになります。そんな、みんなが手を取り合って協力し合ってゆける世界を作っていければと思います。
今回の大賞受賞作品もそうですが、自分自身の生きざまや本当に努力してきたことを文章化したものは、人の心を強く打ちます。そして誰にでも、そんなそれぞれの物語があります。今回は本当にたくさんの希望の物語を読ませていただきました。
来年は、あなたの物語も文字にしてご応募いただければ嬉しいです。
受賞された皆さま、おめでとうございます。そしてご応募くださったたくさんの皆さま、本当にありがとうございました。
一般社団法人キャラクトロジー®心理学協会
代表理事 山本美穂子